FROMやまも@Barcelona ρ_スペイン王立乗馬学校編

FROMやまも@Barcelona

@BARCELONAな役に立つこと立たない事、面白い事、面白くない事をお届けいたします。


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ブログのカテゴリーなんて読者の皆さんはマッタク気にもしていないかも知れませんが・・・。
勢い余って(?)、調子に乗って(?)作ってしまったこの“スペイン乗馬学校”のカテゴリーですが、
自分でも、これから先このカテゴリーに記事が増える事は無いかも・・・と、このまま忘れ去られて
行く事を覚悟していたのですが、ついに新しい記事をUPする日が来ました~!!

・・・・・・って言うか、こっから先は 自慢です。

       070223011.jpg

来月、3月にバルセロナにやってくるのです!スペイン乗馬学校が!!

そして・・・チケット買っちゃいました~♪ フフフフ"ε(・ω・)3゛・・・

場所は、パラウ・サン・ジョルディ。席は48・36・24・18ユーロの4種類。
私は当然(?)一番いい席を取るつもり満々だったのですが、結局24ユーロの席になりました。
と言うのも、以前一緒にフラメンコを見に行ったフランシスコがガールフレンドがモンゴル人だから
「彼女も馬が好きに違いない」というある意味偏見に満ちた思い込みの元、一緒に行く事になり、
しかも、くまさんはくまさんで「パラウ・サンジョルディでやるなら、途中で抜けて仕事にいく」とか
言い出すし・・・。このメンバーに私の我がままだけで全員に「48ユーロ出せ!」とも言えず・・・。
パラウ・サンジョルディはいった事が無いのですが、かなり大きな所らしいので、
ちゃんと見えるか心配ですが、電話で確認したところ、十分よく見えますよ。との事だったので、
大丈夫だと思うしか無いのですが・・・。でも、係りの人って絶対「大丈夫」って言うんだよな~。

前週末の11日はEspuluguesのトレス・トンと言う馬車パレードの日だし、
3月は馬の姿を沢山見る事が出来そうです♪
楽しみ・楽しみ

スポンサーサイト
練習は月曜日から金曜日の午前中。全5日間。
月曜日から木曜日までは馬場でレッスン、金曜日は外乗というメニュー。
市内から車で15分ほどの乗馬クラブに行きました。
クラブとインストラクターは学校で紹介してもらいました。

PIC_01388.jpg  初日に乗せてもらった馬です。
  名前は・・・・忘れちゃいました。(ゴメンナサイ。)
  超練習馬。やや重かった。
  こんなもんだろう、と言う感じの馬。(←失礼な)
  最終日に行った外乗はこの子に乗せてもらいました。


初日の私の乗り具合を見てレッスン内容を決定。
どういう内容の練習をしたいかはインストラクター:パウラさんと直接交渉。

やまも:「私は、馬場をやりたいの。障害は・・・コワクテデキナイカラ・・・」
パウラ:「 馬に乗るからにはやっぱり馬場よね!
     障害なんてやってもつまらないわ~・・・
     ウンヌンカンヌン・・・ハナシハツヅク・・」

ただ単に数々の華麗なる落馬経験の為に怖くて障害が出来ないだけなのだが、
彼女は人の話は聞いていない・・・。
私の出会った、ヨーロッパ人馬乗りは「ドレッサージュ至上主義」の人ばかりで、
「ジャンプはやらない」と言うとなぜか皆が大喜びで、親切にしてくれます。
単に怖くて出来ないだけなんですが・・・。アリガタヤ~

20060331010623.jpg二日目から乗せてもらったGOLONDRINA(ツバメ)号。
セントジョージは踏めるであろうその運動能力は当然のこと

白いと言うだけでなんだか得をした気がするのは
やっぱりここがヘレスだからなのだろうか?

日本では競馬上がりのサラに乗る事が多いのですが、

やはり・・・ 

 生まれながらの乗馬  は違いますね~。


歩様、推進気勢、従順性・・・スバラシイ!!
特に推進気勢はスクーターしか乗ったことの無い私がハーレーに乗るようなもの。
乗りやすいのですが、動きが大きいので、疲れる・・・。
そして、自分が思った以上に推進するので怖い・・・。
馬は号令やその前の動作から推測して次に何の動作をすればいいか分かっています。
プロです。
馬はやる気で準備に入っているのに、当の私が追いつかない・・・(涙)。
「なにやってんだよ~。ちゃんとやれよ~。
なんだよ~。たのむよ~。こんなことも出来ないのかよ~。
しっかり付いて来てくれなくちゃ、こっちが困るんだよ~。」

馬に教わる と言う事の意味が良く分かります。

パウラを見つめるGOLONDRINAの瞳が

「私はちゃんとやってますよ~。

出来ないのはアイツですよ~。」


と訴えていました。

すんまんせん・・・。


偏見かもしれませんが、ヨーロッパの人は馬の扱いが上手だな~と思います。
調教以前に馬のしつけの仕方が違うんです。
GOLONDRINAの持ち主はお金持ちの女の子。
彼女が安全にフェリアでパレードに参加できるように
パウラはお行儀については特に厳しく教えています。
噛まないように、暴れないように、物見しないように・・・。
馬は人の都合でその馬生を大きく左右されます。
馬としてのGOLONDRINAの立場を踏まえた上での事です。
調教は誉めて誉めて教える、お行儀は時に厳しく妥協は許さない。
そんな中で馬の人との強い信頼関係が生まれているのです。

私がもっと上手ければ

もっと色んな事を教えてもらえたのに・・・。


自分の未熟さが残念でした。
まあ、今まで必死に練習してきてこの有り様なんですから仕方ない・・・。
でも、ここで、ずっと練習できたら上手くなるだろうなぁ。

上手く説明するのは難しいのですが、馬に乗るという事、調教すると言う事、
人間と馬とが一緒に生きていく事、その係わり合い方・・・・。
たった5日間の事でしたが、色々な意味で勉強になりました。

dog.jpg


  パウラの犬。
  車に乗っていて「隠れろ!」と言うと本当に隠れる。
  ちっちゃいけど賢い子です。
  馬場でもいつもいい子にしてました。


osiri.jpg  外乗に行くために待機中のフタリ。
jerez01.jpeg  馬の町ヘレス。
  せっかくここまで来たからには乗馬のレッスンもいかがですか?
  私は学校を頼む時に一緒に手配をしましたが、
  乗馬用品店などでは自然公園を馬に乗って散歩できる
  外乗ツアーの案内も出ていましたので、現地手配も可能です。
  厩舎付きのホテルで乗馬体験も出来るようです。

町から車で15分ほどの所にあるクラブでの練習でした。
インストラクターのパウラさんが学校の近くの通りまで送り迎えしてくれます。

20060402165835.jpg  馬場はそんなに広くは有りませんが、周りに何も無いので、
  開放感抜群です。
  午後から雨が降ることが多かったのですが、
  この馬場、ものすごく水はけが良くて、
  大雨の次の日もちゃんと練習できました。
  なんの土入れてるんだろ???

20060402165851.jpg  綺麗な厩舎。ただしここはVIP用。
  
  庶民向けには難民キャンプと呼ばれた
  NK大学の厩舎で育った私もびっくりの
  すごい掘っ立て小屋が裏にあります。


20060402165908.jpg   PIC_0136.jpg

そして掘っ立て小屋もあぶれた多くの馬たちは普段は放牧。
この辺りは本当はひまわり畑。シーズンオフは馬を放牧しています。
放牧と言っても敷地が広すぎて野良状態に・・・・。

ちょっと中心地を外れると空き地があれば馬が居て
野良なのか、飼い馬なのか分からない子達が結構居ました。
私が怪訝そうな顔をしてもパウラは「別に普通でしょ?」といった感じ。
流石ヘレス???

20060331010507.jpg  VIP室の住人たち。みんな高級そう・・・。
  このクラブには純血のアンダルシア馬も居るそうです。

  やはりアンダルシア馬は彼らの誇り。
  馬の説明をするパウラは誇らしげでした。
  「アンダルシア馬は早く走れないし、高くも飛べない
  でも、賢くて美しい事はどの馬にも負けないわ。」


20060331010528.jpg  chauma.jpg  20060331010457.jpg
最近UPするようなオモシロオカシイ事がないので、恋愛話を書いたりしていましたが、
それにもそろそろ飽きてきたので、このスキに懲りずにヘレスの話の続きです。
御用とお急ぎでない方はしばしお付き合いくださいませ。
********************************************************


foto2g.jpeg  乗馬学校の向かいには馬車博物館があります。
  向かいと言っても出入り口が限られているので、
  学校の門からぐる~~りと回らなければなりませんが・・・。
  その名の通り馬車の博物館です。
  馬車が展示してあります。

ですが、それだけでは無いんですよ~。奥さん 

ここが意外と馬好きにはタマラナイ 穴場なんです~。

何が穴場かって言うと・・・。

その①:ミュージアムグッズが充実している。
馬好きならヨダレが出そうな馬グッズを販売しています。
一寸お値段高めですが、見るだけでも楽しいですよ。
オリジナルと思われる物もあります。

その②:運がよければ調教の様子が見学できる。
PIC_0119.jpg敷地内に小さな調教用の馬場があって、
ショップのおねえちゃんに聞いたところ、
時間は決まっていないがそこで調教が行われる事があるそうです。
私が行った時には残念ながら馬は出ていませんでした。
午後は暑いので、午前中が狙い目です。多分。


その③:厩舎の見学がし放題。
厩舎とつながっていて、博物館からの見学ルートになっています。
一頭一体お幾らなのかしら?
という見るからに高級そうなお馬様達を間近で見ることが出来ます。
馬車馬だけでなく、乗馬学校の馬もいるようでした。
なんと!!! 触る事も出来ます。
去勢されていないにも関わらず、馬は皆おとなしいので子供でも安全。
みんな、高貴で優しくて・・・感動的です。
ただし当然、動物に対する思いやりは必要です。
写真はNG。馬が驚きますからね。
と言いつつ私は通りからこっそり隠し撮りしちゃいました。

20060331010731.jpg  通りに面した窓(外側)からの隠し撮りなので、
  暗くて分かりづらいですが・・・。

20060402161832.jpg    20060402161946.jpg

ちなみに全頭オガ馬房でした。
私は藁の方が好きなんですけど、最近藁の所ってないですよね~。
秋になるとトラックに乗って農家にもらいに行ったもんです。
藁じゃなくてイネでしたが・・・(笑)。
(↑その後自分たちで束ねて干して藁にする・・・。) 
濡れ藁を乾すと「クサイ!」と苦情が来るそうです。アレがいいのに・・・。
いまや藁掃除がしたかったら、馬事公苑に厩バイに行くしかないのか??
ショーは毎週2回。その他の日には学校内を見学できるツアーが出ています。
厩舎とか見られるそうです。是非とも行きたかったのですが、時間が有りませんでした。
ちなみに見学ツアーは午前中しかやっていません。

20060331001246.jpg  1列目~2列目の高い席と、
  3列目~7列目の安い席が有ります。 
  前の席との間隔が狭く、段差が十分有って
  前の人の頭が邪魔にならないので、
  頑張って高い席を取る必要はありません。
  席によってはむしろ安い席のほうが
  見やすい場合も有ります。

20060331001113.jpg  ただし、あんまり後ろはかなり高い所から
  見下ろす感じになるので、お勧め出来ません。
  前か後ろかよりも、
  長蹄跡のどの辺りになるかの方が重要です。
  どの席からも良く見える配慮をして
  プログラムが組まれているようですが、
  正面の王様用席に向かっての演技になるので、  
  王様席に近い方が観やすいと思います。

  (演技が始まる前は会場内も撮影が出来ます。)

演技の内容は「スバラシイ!!」の一言です。

ちょっと大げさですが、感動して涙が出ました。
何が感動なのかと言うと、馬が誇りを持って演技していると言う事です。
勿論、馬に聞いたわけではありませんが…。
自分が「誇り高き乗馬学校の選ばれた馬である」自負が感じられる演技です。
生き物なので、当日の調子によっては失敗する演目も有りました。
でも、演技の内容・レベルという物を超える威厳が有るんです。

foto12g.jpeg  foto6g.jpeg  foto5g.jpeg
スペイン並足             パッサージュ         ジャン~プ!

  スペイン並足やパッサージュ・ハーフパスなどの
  収縮運動は「馬にとっては不自然な運動」だと
  私は教わりました。
  でも、普通の人にとっては「不自然な運動」である
  バレエを踊る人がいるように、
  普通の馬にとっては「不自然な運動」である
  「収縮運動」を当たり前の様にやる馬がいる!!!
勿論、当たり前なんかじゃありません。高度な技術、才能、大変な努力が必要です。
多い時には20頭になると言うカドリールの頭数を常にそろえるだけでも信じられない事です。
でも、無理に過度な要求をしてやらせているというよりも、
馬の持っている能力を上手く引き出しているという感じがしました。
喜んでやっているかどうかは馬に聞かないと分かりませんが、
少なくとも私には自分たちが演技を見せる事を仕事として当然と思っていて、
その仕事に誇りを持っているように見えました。
(そう思いたいだけかもしれませんが・・・・。)

Sen~oras y Sen~ores
Gracias por sus apulausos
Son elmejor estimulo para que estos caballos andaluzes
sigan bairando bairando bairando bairando ・・・

ご来場の皆様、ご声援ありがとうございます。
皆様の拍手は馬たちが躍りつづけるための一番の励みとなります。
これからも、ずっとずっとずっと踊りつづけるための・・・


馬好きの私の評価なので、話半分に聞いて頂いた方ががいいとは思います。
でも、本場の割りにあまり知られていないこの乗馬学校、一見の価値は有りますよ。
わざわざコレを目的に行く変わり者はあまり居ないらしく、ちょっと不思議がられましたが、
何かついでがあって、御用とお急ぎで無い方は是非是非お立ち寄りください。

一仕事終えて厩舎に帰る馬たち。

20060331001217.jpg  20060331001208.jpg
やれやれ、今日も僕達良く頑張った!僕たちかっこよかったでしょ?
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。