FROMやまも@Barcelona ε_VidrieraDeColores編

FROMやまも@Barcelona

@BARCELONAな役に立つこと立たない事、面白い事、面白くない事をお届けいたします。


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080111001.jpg  バルセロナにあるガラスの専門学校に
  見学(?)に行ってきました。

  ステンドグラスだけではなく、フュージングなど
  ガラス工芸全版の学校で、
  よその国からも留学生が来ると言う位だから、
  ほぼ初心者のやまもとしては
  これはものすごく敷居が高いのでは?と
  かなりドキドキ・ワクワク・・・
  緊張しながらの訪問だったのですが・・・。


  結果としては、あんまり期待できないかな~って
  感じでした。

学校としては設備も整っているし、条件をクリアすれば学費も安いし申し分ないのですが、
期待していたものとは違った・・・と言うか、世の中そんなに甘くなかった・・・と言うか・・・。
伝統工芸を受け継ぐ職人養成学校的なものを想像していたのですが、なんだか少し違うようで、
どちらかといえば個性的なアーティストを育てよう!と言う趣旨の学校みたいです。
特に、ステンドグラスに関してはハッキリ言って「需要」が無いらしく、
“絵付け”と“修復”の勉強がしたかったのに、“修復”に関してはもうコースが無いそうです。

日本で“就職(?)活動用”に作ったパネル2枚を持って見せたところ、
「コレだけ出来るなら、来てもあんまり意味が無いかも・・・」って言われてしまったし・・・。
将来的にも、「雇ってくれるような所は無い。自分で工房を開くしかないね~。」ってことだし。

う~~~ん。折角一生の仕事(大げさ)にしようと思ったのに・・・前途多難です。

私はこれを趣味にするつもりは全然無くて、「仕事にしたい!」としか思っていないんですよね。
大体、ステンドなんて趣味でやるには金はかかるし、作っても飾る所なんてそんなに無いし、
場所だって色々危険なので何処ででも出来るわけではないし。

話は遡って、そもそもなんで「ステンドグラスを仕事に」なんて思ったかと言うと、
タダ単に「普通に働く自信が無かった」だけなんです。

「スペインで働く」と口で言うのは簡単(でもないか?)かも知れませんが、
いざ本当に働くとなると、最初は簡単な仕事から・・・と言ったところで、
日本でもやったことが無い掃除の仕事が出来るとも思えないし(掃除が好きじゃないし)、
お店やバルに勤めるのだってお客さんとの会話や商品知識など意外と高等な西語が必要。
事務仕事だって、そう簡単にいい仕事が落ちている訳でもないし、
大体日本に居れば今まで働いてきた“経験”と“知識”で楽に働けるのに、
この歳になって「電話に出るのもドキドキします。」とか言う新入社員みたいになるのは
プライドが許さないと言うか・・・。

そんなのワガママだ!甘えてる!!みんなそうやって頑張っているんだ!!!
と言うご意見はごもっともですが・・・。そんなことは重々分かってはいるんですが・・・。

イヤなものはイヤなんですよ~。

いやいや、歳をとると段々ワガママになってのう・・・。

そんな時にタマタマ、スペインで料理の仕事をしている人と知り合う機会があったのですが、
その人にちょっと刺激を受けてしまったのです。
「料理」と言う一つのテーマを通じて知識も広まるし、それとともに世界も広がり、
自信たっぷりにキラキラしているその人がうらやましいな~、って。
日本に居るときは、「仕事なんてお金をもらえれば何でもいい」と思っていたし、
変わった事はしたくないと言うか、普通の事務仕事を普通にしていた方が楽だと思っていたし、
趣味として色んなことに挑戦するのはいいと思っていましたが、
それを仕事にする気なんてサラサラ無かったんです。そんな気力も勇気も無かったし。

最初の職場で夢破れてから、仕事は仕事、モチロン職場の人とも仲良くしますが、
自分の世界は別に有ると思っていたんですよね。
でも、こんな異国の地に来たら、そんな事を言っていたら何時までたっても
自分の居場所なんてものは見つからないんじゃないか?と。
スペインでは趣味で習い事をするのは一般的ではないみたいだし、家にはそんな余裕も無い。

じゃあ、趣味じゃなければいいじゃないの?

        

いずれ仕事にするって事にすればいいじゃん!!

どうせだったら、ヨーロッパっぽいことがいいよね~。
色々作ったりするのが好きだから、そういう仕事もいいんじゃない??
でも、わたし、手先は器用だけど、オリジナリティは無いんだよね・・・。
と考えていた時に、昔読んだ小説を思い出したのです。
“壁画修復師”と言う題名で、日本人男性がフランスで壁画を修復しながら色んな人と出会う話。
「昔の姿に修復する」って、自分ではデザインもしなくていいし、独創性とか必要ないんじゃない?
コレって私にむいてそう。でも、絵はかけないし・・・何か無いか??
そんな時、タマタマ目に入ったのがステンドグラス。
何処の教会にも入っているし、町のあちこちで見かけます。

コレだけ数あれば、結構壊れるんじゃないの?

と言う訳でなんだか商売になりそうな気がしたんですよね。

ガラスの輝きが好き、とか、キリスト教文化に魅せられて、とか、そんなんはマッタクナシ。

自分でもちょっとテキトウすぎるかな?と思うところもありますが。

でも、日本で実際始めてみたら、すごく奥の深い世界で面白いし、作業も楽しいし、
いい選択だったのではないかと思っていたのですが・・・。


甘かった・・・。肝心の仕事が無い!!


ここで問題なのは、私に自分で工房を開く気もサラサラ無いってことなんですよね~。
あくまでも、人に使われたいの。

そんな訳でこの学校には就職先を紹介してくれそうとか、何か情報を持ってそうとか、
かなり期待をしていたのですが・・・。
やっぱり結局は自分でなんとかする他にないようです。

でも、実際街にはステンドグラスが沢山ある訳だから、誰かが作っている訳ですよ。
その誰かは一人でやっているかも知れないが、助手が欲しいと思っているかもしれない。
出来上がりの規模が大きくなったらとても一人じゃ出来ないだろうし、施工業者が居ても
おかしくないと思うんだけどな~。
どんな形にしろその世界と関わっていれば情報は手に入るし、
チャンスもいづれはめぐってくるというもの!
とりあえずは、学校に通ってみてそれから考えることにします。

ただし、スペインの住民としての書類が揃ってからの話になるので、
実際に通得えるようになるのはまだ先です。
しかも、定員があると言うので、もしかしたらあぶれてしまうかも・・・。
逆に定員が揃わないとクラスが開講されないので、その可能性も捨てきれないのですが・・・。


どうなる事やらまったく分からないやまももステンドグラス職人への道。
かなり前途多難と言うより、無理・・・と言うか、もう諦めろ??みたいな感じです・・・。

でもね、頑張るよ。

そのうち夢をかなえてやる~~~!!!・・・そのうちね。

折角スペインくんだりまでやってきたんですから、自分の好きな事をさせて頂きます!!!

くまさんだって、ギタリスト(あ!言っちゃった★)なんだから、
私がステンドグラス職人で何が悪いか!!

まあ、それまでの間はやっぱり普通に働かないといけないんだから、
最初の目的は果たせてないんだけどね・・・。

じゃあ、そのまま普通に働きゃいいじゃん!って感じですが、
ここまで来るのに結構お金もかけたし、意地になっちゃっているんですよ。

実は色々事情があって、日本で二つ教室に通っていたのですが、その両方ともの教室で

「半年後にスペインで仕事にしたいので、ナントカしてください。」

と言う、今思えば無知・無謀以外の何物でもないお願いを笑うことなく聞き入れてもらい、
出来る限り協力してもらいました。
どちらの教室の先生も、色々親身なって相談に乗ってくれて、技術的な事だけでなく、
人間的にも教わることが多くて、とても尊敬できました。

自画自賛、って言う訳ではなく、先生達に教わった技術や知識はどこでも通用する物だと思うし、
つたないながらも「コレだけの事が出来ます。」と胸をはって言うことが出来るだけの物を
授けてもらったと思っています。
私もかなり無理して頑張ったし。
たった半年(結果的には8ヶ月くらいに伸びたけど)の間に一体何が出来るのだろうか?
と自分でも半信半疑でしたが、思っていた以上の成果を得ることが出来たと思うんです。

080111002.jpgそれもこれも「スペインで仕事にする!」って思ってから。
趣味じゃあ、こんなに頑張れませんでした。
もっとのん気にやりましたよ・・・。

せっかくここまでやったのに、

無駄にしたくない!

って言うのが正直な気持ちです。

やっぱり無駄(?)になって趣味で終わっちゃうかもしれないけれど・・・。
お先真っ暗~って感じで凹んじゃうけど・・・。
何をどうしていいのやらまったくわかんないけど・・・。

兎に角出来るとこまで頑張るよ!


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以前別の記事でも書きましたが、やまもが日本で通っていたステンドグラス教室で
山手111番館のクリスマスのイベントに参加しました。

私は渡西の関係で最終日を待つことなく日本をたちましたが、
最初の搬入と前半数日の見張り番をお手伝いさせてもらいました。
出来上がらないかも?と心配しつつも作品も間に合ったし、
ギリギリでしたが、展示の様子も見る事が出来たし、良かったです。

お花もステンドもとても綺麗でで両者がお互いを引き立ててすごくステキでした。
お客様にも好評で大盛況だったそうです。

これからステンドグラスに係っていこう!と思っている人間の一人として、
こんなステキな展示に参加できた事はすごく誇らしく、すごくうれしいことでした。

では、展示の様子をどうぞ・・・

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111-688.gif  やまもの作品はこれ。
  メトロポリタン美術館のクリスマスキャロルの
  本に出ていたパネルの模写です。
  初めての絵付け。
  と言って描いた所はほとんど無いのです(汗)。
  顔だけ。後は塗っただけ★
  線を描くにはまだまだ修行が必要です。
  頑張るぞ~!

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本当は全部鉛で組む予定だったのですが、
先に木枠の大きさを決めてしまったら、
中味が小さくなりすぎて結局ハンダになりました。
先生、原稿起こすときから見てたくせに、
組む段になってから「こんなの無理だよ~」って・・・。
ヒドイんです(笑)。

ステンドグラスって綺麗でしょ?  e_01.gif

071018001.jpgサンドブラストとはその名の通り、ガラスを
砂で研磨するのですが、ガラスにシールを
はって保護し、シール部分が研磨されない
ことによって模様を出します。
で、シールをはって、はがした分のシールは
あまる訳です。
その取った分のシールを使えば、白黒(?)
反転させた物が出来るわけ。

送別会をしてもらったのぶこさんとM恵さんに
あげました。
もう一枚は天使の柄だったんですが、なんと、
写真がどっかにいっちゃいました(涙)。

でも、このやり方だとその人に本当に合った
柄じゃないものを渡す人も出てきて・・・。
一応ちゃんと誰に何を渡すかは考えいえるんですよ?
喜んでいただけたでしょうか??
昔の職場の仲間のお稽古の発表会に、お皿を作って持っていきました。

071012001.jpg  クリアガラスにサンドブラストをかけて。
  サンドブラストは鏡の方が見栄えがするのですが、
  クリアガラスがあまっていたので・・・。
  サンドブラストはシールさえ出来れば後は教室の
  機械で削るだけで、簡単♪
  その上、見栄えがするので、最近マイブーム。
 
  一緒に観にいった娘も同じ職場で働いた仲間。
  でも、今は三人それぞれ違う道に・・・。
  
  昔、あの会社で働いたことは今となっては夢か幻
  みたいだけど、実は、あの職場こそが、私の人生を
  大きく変えたんだよねぇ~。

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スペイン人と結婚してスペインに行くことになった
のも元はと言えばあそこのせいだ・・・。

そんで、今イラストレーターでチョチョイとこんな
サンドブラスト用のシールを作れるのも・・・。
(デザインはネットから。売り物じゃないんでOK?)

まったく、良かったのやら、悪かったのやら・・・。

ちなみにこの犬はダーシェンカ。
チェコのチャペック先生の犬です。
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ちょっと複雑なものも作ってみました。
図面すら起こさずに、場当たり的に作ったので、屋根が低い・・・。
ムーミンの家のような、尖がり屋根にしたかったのに~。残念★
側面のガラスが一枚割れちゃったので、配置を変えたらバランスが・・・ちょっとヘン?

まだまだ上手く出来ません。
でも、同じ形のものをあと2つ作れるようにガラスを切ってあるので、
次こそは割らないぞ~!!
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